アフィリエイトが生みだすネット上のゴミ

なんでもネットで検索すればわかるようになった近年ですが、最近はその傾向が進行した結果、ネット上はゴミだらけになってしまいました。

むしろネット上から何か情報を得ようとするにはちょっとコツが必要です。(情報の内容による)

今回はそんな状態になってしまった原因とネット業界の歴史のお話。

 

 

アフィリエイトの歴史

ネット上がゴミ(価値のないサイト)で溢れた原因の大きな原因はアフィリエイトです。

報酬目当てで信頼性の低いサイトが量産されたのです。

そのため、本当に欲しい情報や価値ある情報が埋もれることになってしまっています。

 

アフィリエイトとは?その原点

一時期、ボクの収入の大部分を支えていたアフィリエイトですが、ちょっと嫌気がさすようになってきました。

いや、本来は素晴らしいビジネスモデルなんですよ。正しく行えば。

 

アフィリエイトは自分のブログやサイトに広告を貼り付け、その広告から誰かが購入してくれたら収入を得られるというものです。

ブログやサイトではその広告の商品を宣伝してもいいし、全然関係ない記事で人を集めておいて広告踏んでくれたらラッキー、というスタンスで広告だけ張り付けておいてもいいです。

企業からしたらやたら初期投資がかかるテレビCMや電車の吊革広告に頼らなくても、売れた分だけ支払うという画期的な販促手段でした。

 

 

2000年頃にアフィリエイトは日本で爆発的に増えます。

ブログ・サイト運営はほとんど資金がかからず、一定以上の知識があれば誰でもできるものでした。参入の敷居が低いことからアフィリエイト報酬を目的としたwebページはどんどん増えていきます。

 

最初はまだよかったんです。色々な情報が増えてなんでも調べられるようになりました。

しかし、次第に報酬目当てで【金さえ稼げりゃ手段は選ばん!】という人が増えてきました。

 

使ったこともない商品の使用レビューをでっちあげたり、他の人が書いた情報をただパクるだけのアンテナサイトが乱立したり…

アンテナサイトはきちんと整理されていればわかりやすいものですが、そのほとんどはツールを使いオートで作られたものでドン・キホーテも顔負けのゴチャゴチャ感です。

男性ならわかる人も多いと思いますが、無料のアダ〇トサイトを探しているとゴチャゴチャしたぶちあたるわけのわからないサイトです。

ゴチャゴチャした構造をしていて、やたら他のサイトに飛ばされるあのサイトです。

 

 

えげつないアフィリエイト

2010年頃からゴミサイト量産に拍車をかけたのがTwitter(ツイッター)とFacebook(フェイスブック)です。

これも正しく使えば素晴らしいコミュニケーションツールのはずです。

しかし、アフィリエイターたちはこれを利用して新しい手法で稼ぎだしました。

 

見てもらったほうが早いですね。

こういうサイト見たことありませんか?

 

TwitterやFacebookではお金を払えば広告を出すことができます。その広告ツイートなどを利用して上の画像のようなサイトに飛ばすんです。

こういったネット広告を出す方法は古くからあったのですが、Twitter、Facebookの広告は安価で(当時は)効果も高いので一気に増えます。

タイムラインから広告サイトに飛ばすので、このサイトは検索上位にくる必要はありません。Googleに認識してもらう必要すらないんです。

そのため、この手のサイトはやたらと長い1ページだけで構成され、他の記事は存在しません。ハナから検索上位にあがる気なんてないんですよ。

 

もちろんそこですごくいい商品を紹介していたり、商品の真実を語った記事が書かれていれば問題はありません。むしろ価値あるwebページです。

しかし、お金を払ってまで広告を出している目的はお金儲けです。アフィリエイト報酬が高い商品のありもしない効果をツラツラと書いていきます。

お金儲けは悪くありませんが誇大広告やウソは悪です。

 

ホンマ〇っかTVで話題になり初日から50万個を売り上げた幻の化粧水が再販!

 

とかね、もう酷いですよ。ホンマ〇っかTVっぽい画像とか自分で画像編集して、いかにも放送されたかのように作りこみます。

 

こういった商品は美容・健康カテゴリのお悩み解決系商品に非常に多いです。

おかげで美容・健康関連の知識をネットから得ようとするとウソだらけなので大変です。

 

信頼できるサイトを探す方法

さんざんアフィリエイトをボロクソ言いましたがアフィリエイトは悪ではありません。

ろくでもない方法で稼ごうとする輩が悪なんです。

包丁を料理に使うのか、人を傷つけるために使うのかの違いと同じです。

 

つまり全てのアフィリエイトサイトが悪いわけではなく、価値のある情報を提供するアフィリエイトサイトもたくさんあります。

その見分け方をいくつか紹介します。

 

 

素人感が満載な趣味ブログ

さっき画像で貼ったサイトのような売り込み感たっぷりのものではなく、どっかの主婦やおっさんが趣味で書いているようなブログは信頼度が高いです。

このワタシのブログなんかがそれに該当しますが、基本は日記です。一応広告は貼っていますが、それにより大きく稼ごうとは思っていません。

(ドメインパワーが強くなったらその後どうしようかなとは思ってる。)

 

アフィリエイトが目的ならまず最初に貼る広告を決めてから記事を書きます。

しかし、趣味ブログは書くネタが最初に決めてあって、それに関連する広告があったら貼るというスタンスですね。

 

一番の目的が稼ぐ事ではないので、あることないことデタラメを書く必要がないんです。食品、音楽、映画などのレビューは一個人の感想として非常に参考になります。

いまやAmazonや楽天のレビュー記事ですらステマが横行しています。手法はここでは書きませんが、ステマレビューを書いてお金を稼ぐことは誰でも簡単にできてしまいます。

 

ただし、趣味ブログは一個人の意見として参考にする程度です。

特に何かの分野に特化した専門知識であれば、ブログ管理者が本当に正しい知識を持っているのかよくわかりません。

正しいのかもしれませんが、本当に正しい知識を仕入れたいなら別な人が書いた記事も確認する必要があります。

 

 

Google Adsenceが貼ってあるサイト

グーグル神から選ばれた賢者のみが使用できるありがたい広告です。⇐おおげさ

 

ネットサーフィンをしていると、過去に自分が調べたものや購入しようとした商品の広告が出たりすることがありますよね?あれがGoogle Adsence(グーグルアドセンス)です。

これです。検索に覚えのある広告がでていますよね?

 

この広告を貼るにはグーグル神からの審査に通過しなくてはなりません。価値のある情報か、公序良俗に反しないか、などなど様々な非公開基準を元に審査されます。

記事のクオリティによっては10回連続審査落ちとか100記事書いても承認されないとかザラのようです。

つまり、グーグルアドセンスが貼ってあるサイトはそれなりに信頼性が高いと言えます。

あくまで【それなりに】ですよ。

少しくらい間違った情報が書かれていたとしてもそこまで細かいところは審査されていないので。

 

 

ちなみにアダルティーなサイトに貼ってあるグーグルアドセンスっぽいヤツは、グーグルが提供している広告ではない訪問者への関連広告の可能性が高いです。

そういったサイトはグーグルから承認されないので、忍者Admaxやnendという広告会社のものを使用しています。

こういった広告は報酬が低いですが審査も緩いので信頼度は極端に下がります。

グーグルから認めてもらえないから仕方なく使っている、という人がほとんどですからね。

 

 

複数サイトをチェック

例えば、ピーマンの栄養について調べたいとします。

 

 

Aというサイトには

⇒ピーマンにはビタミンCが豊富。しかし、ビタミンCは熱で壊れてしまうので生食がおすすめ。

 

Bというサイトには

⇒ピーマンのビタミンCは熱に壊れにくい。加熱してどんどん食べよう。

 

Cというサイトには

⇒ビタミンCを安定化させるビタミンPも実は熱に弱い。加熱のし過ぎはよくない。

 

 

3つのサイトを調べた結果、よくわからなくなってしまいました。どのサイトにもグーグルアドセンスが貼ってあって丁寧に作られています。

特にこういった健康や美容カテゴリは色んな説があるので何を信じたらいいのか分からなくなります。

そういう時は具体的に数値化されているサイトが一番参考になります。

 

 

Dというサイトにはこう書いてありました。

⇒ブロッコリーを茹でた場合は45%、煮ると19%、レンジで71%、揚げると66%のビタミンCが残ります。

 

 

ピーマンではなくブロッコリーでしたが、多くの野菜はこんなもんらしいです。

ここでようやくわかります。ビタミンCは加熱に弱いのではなく水に流出しやすいだけ。

数値化されると真実が見えてきますね。

 

また、いくつかのサイトで同じ情報を探すと

 

あれ?おなじような文章どっかで見たぞ?

 

ということがよくあります。

 

つまりwebライターがweb上で調べたものをほぼそのまま書いているだけのページです。

これもいわゆるネット上のゴミです。

あとからリライトされた記事はムリヤリ文字数を増やしたり、文章そのものが拙いものになっているので読んでいるとなんとなくわかります。

 

 

まとめ

このネット上がゴミで溢れる現象はwebサイト、ブログだけでなく動画の世界でも起きています。

YouTube上にはニュース記事を文字起こししただけのテキスト動画や、テレビをキャプチャした動画が溢れました。

 

しかし、今はそういった価値のないゴミがどんどん除外される時代になってきています。グーグルアドセンスの承認が厳しくなったのもYouTubeの収益化が厳しくなったのもその一貫です。

 

残念ながらゴミをまき散らしながらお金を稼ごうとする金の亡者はいなくなりません。厳しすぎるなどの評価もされるグーグル神ですが、快適な検索環境を守るために引き続きゴミ掃除を頑張って頂きたいですね。

応援しています。

だから神様、このブログのドメインパワーをあげてください。